2011年10月21日金曜日

Filter Forge 2.0

みんな大好き、パンダ!

Filter Forge というグラフィックにフィルターをかけるツールがあります。
Photoshop プラグインとして利用できますが、単体アプリとしても使用出来ます。
このツールは単にグラフィックにフィルターをかけるだけでなく、そのフィルターを作成できるエディターがついています。
そのフィルターの作り方が、Apple の QuartzComposer に似ていて、ちょっと面白いです。
エディター画面
エディターは、小さな機能をパイプで繋げて、最終的に複雑なフィルターを作成できるようになっています。複雑なものはそれだけレンダリングにも時間がかかります。

Filter Forge には web上にある沢山のフィルターをダウンロードする仕組みがあって、それを使って見るだけでも結構楽しめます。

その中から、いくつかを紹介したいと思います。
一つ目は、Mess Painter というフィルター。
油絵風な効果がステキです。ちなみに写真の枠もフィルターで作成されています。

同じく Mess Painter のパラメータ変化バージョン。
ガラっと雰囲気が変わりました。

おなじみ LOMO カメラ風フィルター。
暗い所がつぶれて、青味がかった写真になります。

これは Bad Trip というフィルター。
まさに悪夢…。

Shark Tank! というフィルター。
パンダが深海にダイビングしています。

写真に付加するフィルターだけでなく、いわゆるジェネレーター系のフィルターも充実しています。

これは Spiral Galaxy。
銀河中央のボケ具合がすばらしい。

変わりダネとしてはこれ。その名も Filter Force (笑)
あなどってはいけません。ソードの柄の部分もなんとフィルターで作られています。
エディターでみると、その努力に敬服します。どうやって作られているかは、ご自身の目でお確かめ下さい。



Filter Forge 2.0 は 30日間のトライアル版が、サイトよりダウンロードできます。
トライアル期間中の機能は、無制限に解放されているようです。

また、僕の環境だけかもしれませんが、Mac版の Filter Forge 2.0 をインストールしたところ、アプリケーションフォルダーに作られる Filter Forge フォルダのアクセス権が無く、インストールできてもツールを立ち上げるすべがありませんでした。その場合、Filter Forge フォルダを読み書きできるように、Finder でアクセス権を変更する必要があります。(最近、こんなのばっかり…)

インストール直後、フィルターは最小限のものしかインストールされていないので、サイトからダウンロードする必要があります。
Filter Forge サイトから、Filters タブを選び、自分の好きなフィルターのページへ行きます。そこから「Open this filter in Filter Forge」をクリックして下さい。
最初はメッセージが表示され、「Click 〜」というところをクリックすると Filter Forgeが起動され、フィルターのダウンロードを開始します。
この辺は、環境によって動作が変わると思いますが、メッセージを読んで対応していけば問題ないと思います。

Filtersのページ 

この Filter Forge というソフト、3D モデルのテクスチャーを作成したり、画像処理プログラムの勉強をしたりと、いろいろな使い道がありそうです。

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